ワンフェスのイベント内イベント「タツノコワンフェス」、「赤い光弾ジリオン」がOKってのに気づいたのが直前で、しまった！申請すべきだった！！と反省することしきり。アップルのSMGタイプ、チャンプのライフルタイプ、放送当時欲しかったけど発売されなかったバージョン、今なら機能するヤツを作れるのに！！

リハク一生の不覚😭

お手伝いの通称「ご隠居」（たなかの中高からの友人）が作ったの汚し塗装のリベレーター、展示してると大好評で。それのおかげもあってか、リベレーター完売しました。これを購入された方から、これってパワーを上げられないんですか？との質問が。

付属しているパワーカムに交換することでパワーアップできますよ、と説明したのですが、スプリング交換とかをやりたい様子。エアソフトガンのパワーアップでスプリング交換は定番ですが、銀玉鉄砲の場合は、あまり効果的ではありません。

たなかが小中学生の頃、エアソフトガンはストライカー式が主流でした。これは撃針（ストライカー）を圧縮したスプリングを開放して前進させ、弾を「つつき出す」方式。今は、スプリングでシリンダー内のピストン押して、吹き出した空気で弾を「押し出す」エアコッキング式が主流です。
どうしてかと言うと、同じスプリングを使っても、エアコッキング式の方がエネルギーの伝達効率が良いので、初速が上がるから。みんな、良く飛ぶ方を買うよね。

ストライカー式の場合、ストライカーがBB弾に接触した瞬間、ほんの少しだけBB弾が変形、元の形に戻ろうとして、すぐに飛び出してしまい、BB弾にスプリングの力を伝えきれません。　　　　　　　　　　　　　　　　　
エアコッキング式は、空気で押すのでBB弾が変形することがありませんから、バレルの長さ分、加速が続くので、スプリングの力をBB弾に十全に伝えられます。

いいとこなしに見えるストライカー式ですが、利点もあって。それは、エアコッキング式に必須の、精密なバレル、シリンダー、ピストンが必要ないこと。要するに安く作れるんです。

銀玉鉄砲はストライカー式に分類されるので、スプリングを強いヤツに交換しても、先に書いた理由でパワーが上がりません。じゃあ、効率の悪さを補えるぐらい強いスプリングに～とやっていくと、弱い部分、恐らくはトリガー後部のシアが壊れると思います。そこを強化しても、次に弱い部分が～とキリがない。なので、パワーカムに交換するぐらいに留めた方がいいですよ、とお客さんには説明しました。

逆に考えて、どうやっても１Jの規制値は超えられない（できるなら先達がやってるはず）のだから、銀玉鉄砲のパワーアップを競い合うのも面白いかも。

「魔改造の夜」的に！！